昔は、スレイヤーズといえば、買ってから数時間後には読み終わっていたものですが。
今回は、読み切るまでに何日も掛かってしまいました。
この妙な、しかし好意的な違和感は何だ? §
どうも、昔と違う違和感を感じます。
特にオチの部分。
妙に常識的というか、知的レベルが高いというか、奥深いというか。
たとえば、最後のエピソードなど、昔なら絶対に「奥さん」が出てきますよ。
ドワーフの店の話でも、もっと非常識で我が儘な理由が付けられるはず。
この変化がどういう理由で発生しているのかは分かりませんが、けっこう好意的に感じました。
店で働くリナとナーガの魅力 §
いつものファッションではなく、エプロンドレスで働くナーガ。
それに合流するリナ。
イラストのビジュアルインパクトもさることながら、その労働態度のある種の真面目さと、羽目の外し方の上手さが気持ちよいですね。スカッと爽快というか。単に好き勝手に行動するのとは違う、別種の爽快さです。
スレイヤーズは「すぺしゃる」だけでも24冊も読んできたことになりますが、これが読めたというのは素晴らしいことですね。
なので、25巻もきっと買うことになるでしょう。